八味地黄丸とは?
「八味地黄丸」(はちみじおうがん)って、一体何のことだろう?と漢字を見たときに悩みました。
「黄色くて、丸くて、8つの味を持っているものなーんだ。」と自問自答してみました。
無理矢理答えを出すと、世にもおいしい、たまごの黄身かなっ?
答えは、もちろん、たまごの黄身なんてなんの関係もありませんでした。八味地黄丸は、8つの生薬でできた漢方薬でした。
八味地黄丸の中の8つの生薬で一番重要な生薬は「地黄」(じおう)ということです。
「地黄」をお酒で蒸して、天日で乾かすということを9回繰り返し、「熟地黄」(じゆくじおう)にして、八味地黄丸の成分にするのだそうです。
お酒蒸した地黄をたくさんの回数、天日で乾かすことで、八味地黄丸を飲んだ後、胃もたれにならないとのことでした。
熟地黄を天日で乾かすという作業を9回繰り返すには、わけがあります。そうすることで、胃に優しくなるそうです。
手間をかけたほうが、料理も、漢方薬も子供も、すばらしくなると言えるのかも知れませんっ!
楽ばかり考えるといいものができない+1 !
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